はじめに
自分の考えと、その背景を残しておく。AIとの対話から生まれた、ブログを始める三つの理由。
自分は、どこにでもいる普通の会社員です。エンジニアではありませんし、AIやプログラミングの仕組みに詳しいわけでもありません。
AIを本格的に使い始めたのも、つい最近のことです。名前を聞く機会は多かったものの、それまではメールの文章を整えてもらうなど、ちょっとした用途で使う程度でした。
きっかけになったのは、ChatGPTのAstraです。これを機に、もう少しちゃんと使ってみようと思いました。日々気になっていたことや、自分なりに考えていたことを話してみる。このブログの記事も、そのAstraに相談しながら、文章にしています。
AIと話していると、話が思いがけない方向に広がることがあります。
何となく気になったことを投げてみる。返ってきた答えに「そこはちょっと違うんじゃないか」と言い返す。自分の考えを説明し直しているうちに、別の疑問が出てくる。使い始めてから、そんなやり取りが増えてきました。
話題はAIそのものだったり、創作だったり、ゲームだったり、これからの社会だったり。その中で、だんだん気になるようになったのが「コンテキスト」の重要性です。
ここでいうコンテキストは、その人が何を経験して、何を疑問に思い、どんな経緯で今の考えにたどり着いたのか、という背景のことです。同じ結論を言っていても、そこまでの道筋が違えば、意味も少し変わってくる。自分がどこに引っかかって、何に納得せず、何を考え直したのか。そういう積み重ねにも、残しておく価値があるんじゃないかと思うようになりました。
AIとの会話の中には、その背景がかなり詰まっています。せっかく考えたことなので、あとから自分でも読み返せる形にしたい。さらに、ウェブ上に置いておけば、自分以外の誰かにも読んでもらえるかもしれない。それが、このブログを作ろうと思った理由の一つです。
もう一つは、自分の考えを一度、外に出してみたくなったことです。
AIと話していると、自分の考えをうまく整理してくれたり、面白いと言ってくれたりします。それは楽しいし、考えを進める助けにもなる。ただ、そこで納得しているだけでは、その考えがほかの人から見てどうなのかは分かりません。
自分では筋が通っているつもりでも、前提が抜けているかもしれない。すでに誰かが詳しく考えている話かもしれないし、違う経験を持つ人からすれば、まったく別の見え方をするかもしれない。
だから、ある程度まとまったものを公開してみようと思いました。「ここは分かる」「そこは違う」「こういう見方もある」といった反応に触れたとき、自分の考えがどう変わるのか。それも含めて、試してみたいと思っています。
それから、もう少し個人的な理由もあります。
自分にはADHD的なところがあると感じていて、興味を持って何かを始めても、続けるのはあまり得意ではありません。いわゆる三日坊主になりがちです。考えついたことを整理して、文章にして、形に残す。そういうところまで持っていくのにも、苦手意識があります。
そこで、AIの力を借りたらどうなるのか、やってみたくなりました。
思いついたことを話し、整理を手伝ってもらい、文章を読み返して、自分の言いたかったことに近づけていく。そのやり方なら、これまで途中で止まっていたことにも取り組めるかもしれない。このブログを作って続けてみること自体が、自分にとっての一つの実験です。
ここに書いていくのは、自分が生活や仕事の中で感じたこと、見聞きして疑問に思ったことを、AIに相談しながら考えた記録です。技術的な理解が十分でなく、見当違いのことを書くかもしれません。自分でも確認しながら、分かっていることと推測していることを、できるだけ分けて書いていきたいと思っています。間違いに気づいたら直し、考えが変わったら、その経緯も残していくつもりです。
AIに興味はあるけれど、詳しいことは分からない。何かに使ってみたいけれど、自分に何ができるのかはまだ分からない。そんな人にも、「このくらいのところから始めている人もいるんだな」と読んでもらえたらうれしいです。自分も、使いながら少しずつ探っているところです。
更新は不定期になると思います。まずは、考えたことを一つずつ形にしてみます。
そして、いつか誰かが同じ疑問にぶつかったときに、ここに置いた文章が見つかったらうれしいです。以前、調べ物をしていて個人ブログの記録に助けられたように、人が検索してたどり着くことも、AIが参考として紹介することもあるかもしれません。そういう可能性を持たせるためにも、自分の中だけに置いていた考えを、読める形で残しておきたいと思いました。
ブログの名前は「AI時代の道しるべ」にしました。
今の自分がどこで立ち止まり、何を考えていたのか。その場所に、小さな目印を置いておくようなつもりです。
まずは、この一記事から始めてみます。
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